2020/06/10 23:51

米の検査方法は?

2011年に東日本大震災が発生し東京電力福島第1原発事故がおきました。

それに伴って2012年産米から福島県産米は自家消費を含む全てのコメを対象とした全量全袋放射性物質濃度検査を今まで行ってきました。(2015年産以降、基準値超の検体はゼロです)


抽出検査でも安全性は十分担保できると考え、震災から10年が経過した本年度 令和2年産からお米は抽出検査に移行になりました。

 抽出検査は早期出荷米は原則として生産者ごとに1点、一般米は旧市町村ごとに3点ずつ実施し放射性セシウム濃度が食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回れば、検査を受けていないコメも出荷や販売ができるようになったのです。県産米の95%以上が抽出検査に切り替わりました。
 ですが旧避難指示区域では当面全量全袋検査を続ける予定です。